2012/10/07 Category : 日乗(にちじょう) ―“現代書生”の色色とその生活― 蒙昧(もうまい) 不断土曜は非番なのだが、交換を請われた為、昨日は一廉(いっかど)然に働きに出た。人数合わせだとしても歓迎されないだろうと、煩悶し寝床から中中抜けだせず、職場に向かう道中の足は重かった。果たして医師には罵倒され、衛生士には叱責された。扱(こ)き下ろされる自分がみじめに思えて、帰る頃にはすっかり打ち萎れていた。人に悪(あ)し様に云われる事が厭な訳ではない。知識も無く、道理に暗い、只々愚かな僕を痛い程思い知らされるのが居(い)た堪(たま)らないのだ。 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword