2012/10/10 Category : 日乗(にちじょう) ―“現代書生”の色色とその生活― 寒露 夏残る気配から覚えず秋暑となったと思いきや、秋爽を感じる間も無く突として身に入(し)む寒さである。月曜は祝日であるから職場は休業で、4日の連休を得た訳だが、例の如く痼疾(こしつ)に責め苛まれ無為に消日して終(しま)った。それが怙恃(ふたおや)には自堕落に見えるものだから、連日問責され、一層鬱積してゆく許(ばか)りである。 PR
2012/10/08 Category : 箱庭の一隅にて ―minecraft プレイ雑記― 箱庭 使用しているMODが新バージョンに未対応な為、今のワールドデータでは探索するに障りがある。そこで、Random Map Generatorという地形ジェネレーターにより、新規にデータを作成することにした。このツールでは、リスポーンした地点周辺に大規模な都市が生成されるものである。使用方法はMinecraft Japan Wiki参照。制作したワールドデータに入ると、眼前に風車や格納小屋、柵で囲った小さい養鶏場・養牛場が広がる。養羊場は無い様子。見返ると、周囲を圧して建つ防塁。とは云え、木製にハートマークなのが、どうしてなかなか愛らしく、親しみが湧く。なんと城門は赤石回路で閉鎖する仕組の様だ。内部には丸石や苔石を基調とした瀟洒な街並。屋内も作り込まれている。今回は街中を見回るのみで終了。これから如何遊ぶかは検討中である。
2012/10/07 Category : 日乗(にちじょう) ―“現代書生”の色色とその生活― 蒙昧(もうまい) 不断土曜は非番なのだが、交換を請われた為、昨日は一廉(いっかど)然に働きに出た。人数合わせだとしても歓迎されないだろうと、煩悶し寝床から中中抜けだせず、職場に向かう道中の足は重かった。果たして医師には罵倒され、衛生士には叱責された。扱(こ)き下ろされる自分がみじめに思えて、帰る頃にはすっかり打ち萎れていた。人に悪(あ)し様に云われる事が厭な訳ではない。知識も無く、道理に暗い、只々愚かな僕を痛い程思い知らされるのが居(い)た堪(たま)らないのだ。
2012/10/07 Category : 淋しい閲歴 ―旧ブログより― 7月5日 鬼胎(きたい)より失業してから一年も経ち、病状も落ち着いてきたというのに、僕が一向に懶(ものぐさ)をしているものだから、父は箸が転んでも面白くないようだ。当然の報いであることは承伏(しょうふく)しているのであるが、気が揉める日々である。然れども、こちらにだって言い分が無い訳ではない。成程(なるほど)、昨年の様な狂人の言動は鳴りを潜(ひそ)めた。但(ただ)し、“気が触れる前”に戻ったのであって、健常人になったのではない。他人に隠し自分を騙し、傍目(はため)には愚鈍で散漫な奴に見えるだろうが、常に緊張を孕みながらの生活を送ってきた頃に返っただけである。再び独りで藻掻(もが)く日々。今の憂患は屹度(きっと)、嘗(かっ)てより強い。
2012/10/02 Category : 日乗(にちじょう) ―“現代書生”の色色とその生活― 無月(むげつ) 夏と秋の端境期も後者に推し移りつつある。陽射があっても風が和らげ当(まさ)に“秋暑”といった風情。朝夕には爽気が膚に触れ、入道雲もすじ雲に溶けてゆく。9月は立ち休む猶予も容(い)れず、匆々(そうそう)に経過して終った。先々月の末より正業に就いたが、生半(なまなか)に再発した慢性的怠惰感が、就業も休暇も全うにこなすことを難儀にさせている。